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シューカラースヤー チベット密教の一尊。 曼荼羅に登場する。
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シューと脇谷 ピピピッピピピッ(体温計のアラーム) 脇谷「…あー、37.4度か…明日には学校行けるかなぁ」 脇谷「もう3日も学校休んじゃゲホゲホ…」 脇谷「ふぅ…寂しいなぁ。いつもの事とはいえ」 脇谷「……」 コンコン(ドアをノックする音) 脇谷「…? 誰だろ。開いてるよー」 カラカラカラ(ベランダの窓が開く音) シュ「やぁ脇谷、調子はどうだい?」 脇谷「ええええ!?今確かに誰かがドアをノックしたのに…!!」 シュ「突っ込む所はそこだけかい?」 脇谷「…シューちゃんの場合並大抵のことじゃ驚けないよ」 シュ「そうか。見たところだいぶ良くなってきてるみたいだね」 脇谷「うん、おかげさまでね」 シュ「みんな心配していたよ。ああ、ヤンデレから言付けだ」 脇谷「何?」 シュ「『テメェがいなねぇと収集がつかねぇんだよ! 風邪くらいとっととぶっとばして早く学校来い!』とのことだ」 脇谷「ヤンちゃんらしいなぁ…ところでさ」 シュ「なんだい?」 脇谷「いい加減その『商品名:アメリカ人』のマスク脱いだら?」 シュ「ありがとう、最初に突っ込んでくれなかったら脱ぐタイミングを失っていたんだ」 脇谷「あー、それはごめんね」 シュ「いや、かまわないさ。ところで脇谷」 脇谷「何?」 シュ「君も脱いだらどうだ?」 脇谷「…風邪で寝込んでる私にパンツ一枚になれと?」 シュ「いや、そっちじゃない。君がいつもかぶってる『非売品:脇谷久美』のことだ」 脇谷「…誰に頼まれたの?」 シュ「学、ツン、優、クー、ヒー」 脇谷「…まったく、みんなおせっかい焼きなんだから」 シュ「君に言われたくは無いと思うぞ?」 脇谷「それもそうか」 シュ「か、勘違いしないでよね!私はアンタが純粋に心配だからお見舞いにきたんだからね!」 脇谷「…ツンデレになってないよ?」 シュ「んむ、私はツンではないからな」 脇谷「はぁ…優ちゃんにも言ったんだけどね。私は覚悟が決まってるから大丈夫だよ」 シュ「そうじゃない。たまには脱がないと中で蒸れて化学変化起こした挙句、悪魔の毒々モンスターになるぞということだ」 脇谷「…今更弱音なんて吐けないよ」 シュ「脇谷、君は今風邪を引いて熱がある。どんな朦言を言ってもおかしくない」 脇谷「……」 シュ「そして、ここにいるのは素直シュールだけだ」 脇谷「…はぁ、シューちゃんには敵わないなぁ」 シュ「…ゆっくり話せばいいさ。私は林檎でも剥いてるよ」 脇谷「…ありがと」 シュ「……」 脇谷「いつからかさ、見えるようになっちゃったんだ。誰が誰を想ってるのかが」 シュ「…というと?」 脇谷「…人物相関図ってわかるよね。あんな感じ」 シュ「※1」 脇谷「…?」 シュ「ああ気にしないでほしい。それで?」 脇谷「…明確に見えちゃうんだよ。誰が誰をどのくらい想ってるのかがね」 シュ「…ふむ」 脇谷「私ね、その人物相関図に載ってないんだ」 シュ「…それは、君自身のことだから見えていないのではないのか?」 脇谷「…私も初めはそう思ってたんだけどね」 シュ「……」 脇谷「…中学の頃にさ。私のほかにもう一人見えるヤツがいてね」 シュ「……」 脇谷「…やっぱり載ってないってさ」 シュ「……」 脇谷「男は私を全く意識してないんだよ」 シュ「……」 脇谷「男にとって、私だけ…女じゃないんだよ」 シュ「……」 脇谷「辛いよ」 シュ「……」 脇谷「悔しいよ」 シュ「……」 脇谷「…どうして私だけこんな目に遭ってるのかな」 シュ「……」 脇谷「私、何か悪いことしたのかな」 シュ「……」 脇谷「私ね、他にはなーんにもいらないんだよ」 シュ「……」 脇谷「男に振り向いて欲しい。それだけなんだよ」 シュ「……」 脇谷「なのに、スタートラインにさえ立たせてもらえないんだ」 シュ「……」 脇谷「…きっかけすら、もらえないんだ」 シュ「……」 脇谷「…もっと早く」 シュ「……」 脇谷「もっと早くシューちゃんに…みんなに出会ってたら」 シュ「……」 脇谷「あのとき…誰かが手を差し伸べてくれてたら」 シュ「……(※2」 脇谷「私も女の子でいられたのかなぁ」 シュ「……」 脇谷「でも、そうならなかった。ただそれだけの話」 シュ「……」 脇谷「もう、この「脇谷久美」のほうが長いんだ。昔私がどんな子だったのか思い出せないよ」 シュ「…林檎、剥けたよ」 脇谷「…ありがとうって何この超リアルな森の動物達!!」 シュ「芯は外してあるから頭から丸齧りでどうぞ」 脇谷「うう、日和ちゃんと会ってから、『銘菓ひよ子』を食べるのになんとなく抵抗を感じるのと似てる…」 シュ「ところで脇谷、このオレンジ…どう思う?」 脇谷「すごく…完熟です」 シュ「ところが、コレは時計仕掛けならぬボイスレコーダー仕掛けなのだよ」 脇谷「嘘ぉ!?」 シュ「嘘」 脇谷「…よかったぁ」 シュ「実はこっちの苺のほう」 脇谷「ええええ!?」 シュ「えい(パクっ」 脇谷「もう…あんまり病人をからかわないでよ」 シュ「モグモグ)乙女の秘め事をバラすほど無神経じゃないさ」 脇谷「…なんか言い方が卑猥」 シュ「それは君の脳が卑猥だからだよ」 脇谷「誘導しておいてその言い草!?」 シュ「引っかかった君が悪い」 脇谷「…はぁ、シューちゃんらしいね」 シュ「そんなに褒めても、出る物といえば水差しとコップと風邪薬くらいだよ」 脇谷「褒めてない…でもそれはちょうだい」 シュ「はいはい」 脇谷「ありがと」 シュ「ああ、そうそう」 脇谷「…?(ゴクゴク」 シュ「男が心配してたよ」 脇谷「ゴフッ!!?ゲホッゲホッ!!…何もこのタイミングで言わなくてもいいじゃない!」 シュ「それはすまなかった」 脇谷「…まったくもう」 シュ「さっきも言ったが、みんな心配しているよ。風邪のことだけじゃなくてね」 脇谷「…みんなおせっかいなんだから」 シュ「…私もだ。いつか君が壊れてしまうんじゃないかってね」 脇谷「…私はそんなに弱くないよ」 シュ「自分のことは意外とわからないものさ」 脇谷「…そんなに無理してるように見えた?」 シュ「たまにね。私が男だったら一撃で恋に落ちるような、切ない微笑みをうかべてるよ」 脇谷「…ふぅ、まだまだ修行が足りないなぁ…脇役失格」 シュ「いいじゃないか、失格のままで」 脇谷「え?」 シュ「完璧な脇役…そんなの、寂しいよ」 脇谷「……」 シュ「脇谷は不完全だから良いのだよ」 脇谷「……」 シュ「ヒーに言っただろう?『今のままが一番だと思うよ』って」 脇谷「あ…」 シュ「優に言っただろう?『辛かったり悩んでたりしたら、誰かに相談すること。』って」 脇谷「……」 シュ「忘れていないかい? 君は脇役である以前に一人の女の子で、私達の友達なんだよ」 脇谷「…ありがと」 シュ「どうだ脇谷、こっち側に来ないか?」 脇谷「…ごめん、やっぱり私はここにいるよ」 シュ「…そうか」 脇谷「勘違いしないでね。私はここにいるまま、みんなに勝ってみせるんだから」 シュ「…応援しているよ。さて、おにぎりに仕込んだボイスレコーダーを切ろうかな」 脇谷「そのネタまだ引っ張るの!?」 シュ「…あーん(パクッモグモグ」 脇谷「はぁ…脅かさないでよ」 シュ「これなーんだ」 脇谷「本当に入ってるし!!」 シュ「冗談だよ。デリートっと」 ピッ(ボイスレコーダーの音) 脇谷「まったく」 シュ「んむ。実は今から録音開始だ」 脇谷「問題無い気がするけどなんか釈然としない…」 シュ「さて、ずいぶん長居してしまったな。おいとまするよ」 脇谷「そっか…シューちゃん」 シュ「ん?」 脇谷「本当にありがとう」 シュ「いや、いつもの恩を返しに来ただけだよ。みんなの代表としてね」 脇谷「…それでもありがとう」 シュ「どういたしまして」 カラカラカラ(ベランダの窓を開ける音) 脇谷「…やっぱりベランダから帰るの?」 シュ「入った場所から出るのが礼儀だろう」 脇谷「誰に対しての礼儀かは聞かないでおくよ…」 シュ「それじゃまた明日、学校で」 脇谷「うん、またね」 カラカラカラ(ベランダの窓を閉める音) トントントントン(階段を下りる音) 脇谷「…今絶対家の階段下りてた!」 シュ「……」 ピッ(ボイスレコーダーの再生ボタン) ――私はここにいるまま、みんなに勝ってみせるんだから―― シュ「…楽しみにしているよ」 ※1 好感度チェッカー兼親友キャラとしての能力とお考えください ※2 参考文献:まとめWiki図書館掲載、『○○シリーズ』内 『○○と脇谷』第7章『男と脇谷 ~はじまりの日~』より
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シュールストレミングS テト譜 このテンプレのポイント 土台 片側セットアップ率 左右反転込みセットアップ率 このテンプレの弱み 派生一覧 テンプレ概要
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セットアップ確率 ソフトドロップあり ハードドロップのみ 左右反転含む 67.78% 67.78% 片側のみ 43.33% 43.33% シュールストレミングSはuyeshota氏考案の開幕テンプレ。 2巡目組み替え 類似 にはち砲
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◆基本情報◆ レアリティ:R+ コスト:7 属性:緑 配置:全て 制限:なし 能力:なし 分類:男性 進化:なし 限界突破回数:10回 ◆カードイラスト◆ +画像を表示 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (シュー+.png) イラストレーター/Roku ◆ステータス◆ LV 1 10 20 30 40 HP 120 180 AT 48 72 AG 8 8 限界突破 LV 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 HP AT AG ◆カード説明◆ ◆ダンジョンアビリティ◆ ◆行動◆ 特技:爆風の激怒(ゲージ:4) 範囲内の敵にAT×1.5のダメージを与える 発動確率:100% 効果1属性:緑 効果1範囲:絶対 攻撃範囲 ■□□ ■■■ ■□□ 前列:破防の鉄拳 範囲内の敵にかかっているバリア効果を打ち消し、生存している敵にランダムで2回AT×0.65のダメージを与える (Lv??~) 範囲内の敵にかかっているバリア効果を打ち消し、生存している敵にランダムで2回AT×0.7のダメージを与える 発動確率:100% 効果1属性:無 効果1範囲:絶対 攻撃範囲 クリティカル率 効果係数 ■□□ % × ■■□ % × ■□□ % × 効果2属性:緑 効果2範囲:絶対 攻撃範囲 クリティカル率 効果係数 ■□□ % × ■■□ % × ■□□ % × 中列:破邪の旋風 範囲内の味方にかかっている復活行動不能効果を打ち消し、自身へのダメージを25%軽減する(3ターン) 発動確率:100% 効果1属性:無 効果1範囲:相対 攻撃範囲 クリティカル率 効果係数 ■■■ % × ■●■ % × ■■■ % × 効果2属性:無 効果2範囲:相対 攻撃範囲 クリティカル率 効果係数 □□□ % × □●□ % × □□□ % × 後列:追い風の剛掌 範囲内で一番HPが高いキャラにAT×1.1ダメージを与え、更にダメージを100%増加する(2ターン) (Lv??~) 範囲内で一番HPが高いキャラにAT×1.2ダメージを与え、更にダメージを100%増加する(2ターン) 発動確率:100% 効果1属性:緑 効果1範囲:相対 攻撃範囲 クリティカル率 効果係数 ■□□ % × ■□□ % × ■□□ % × 効果2属性:無 効果2範囲:相対 攻撃範囲 クリティカル率 効果係数 ■□□ % × ■□□ % × ■□□ % × 考察 関連カード 悠久のエジプト シュー コメント ________ <○√ ∥ くく しまった! ここは糞スレだ! オレが止めているうちに 他スレへ逃げろ! 早く!早く! オレに構わず逃げろ! -- 2014-03-03 01 37 06 ↑うるせぇ槍投げるぞ -- 2014-03-05 12 38 34 サウザーかよ -- 2014-06-08 03 25 42 コメント すべてのコメントを見る
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シューイチ 前半ローカルスポンサー NTV/アイダ設計、コジマ、JRグループ+不定期1社(2011.04~2013.03)アイダ設計、コジマ 中盤ナショナルスポンサー (2013.04~) 前半1 00"…P G 0 30"…小林製薬、キョーリン製薬グループ 後半1 00"…不定期0~1社 (2012.10~2013.03) 前半0 30"…小林製薬、セブン アイ、キョーリン製薬グループ、P G 後半1 00"…不定期0~1社 (2012.04~09) 前半0 30"…小林製薬、セブン アイ、キョーリン製薬グループ、proactiv 後半1 00"…不定期0~1社 (2012.01~03) 前半0 30"…ROUND1、セブン アイ、キョーリン製薬グループ+月替1社 後半1 00"…不定期0~1社 (2011.10~12、ここから基本的に1部制) 前半0 30"…ROUND1、セブン アイ、キョーリン製薬グループ、P G 後半1 00"…不定期0~1社 (2011.07~09、ここまで2部制) 前半0 30"…ROUND1、セブン アイ、Kowa+週替1社 後半0 30"…キョーリン製薬グループ、P G+週替2社 (2011.04~06) 前半0 30"…ROUND1、セブン アイ、Kowa+週替1社 後半0 30"…キョーリン製薬グループ、ミツカン+週替2社 後半ナショナルスポンサー (2013.04~) 0 30"…再春館製薬所、セブン アイ、家庭教師のトライ、Kowa、スポーツ振興くじ toto、再春館製薬所 (2012.04~2013.03) 0 30"…再春館製薬所、クボタ、家庭教師のトライ、Kowa (2011.10~2012.03) 0 30"…再春館製薬所、Kowa (2011.04~09) 0 30"…再春館製薬所+週替1社
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【名前】 シューターハリケーン 【読み方】 しゅーたーはりけーん 【登場作品】 轟轟戦隊ボウケンジャー海賊戦隊ゴーカイジャー 【初登場話(ボウケン)】 Task.21「打出の小槌」 【登場話(ゴーカイ)】 第21話「冒険者の心」 【分類】 必殺技 【使用者】 ボウケンピンク 【轟轟戦隊ボウケンジャー】 ボウケンピンクの必殺技。 パラレルエンジン(ネオパラレルエンジン)のエネルギーを最大稼働。 武装のハイドロシューターから、強力な水流を標的へと撃つ。 【海賊戦隊ゴーカイジャー】 ボウケンピンクキーを使用、ボウケンピンクへ豪快チェンジしたゴーカイピンクが用いる。
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【名前】 シューティングダガー 【読み方】 しゅーてぃんぐだがー 【登場作品】 炎神戦隊ゴーオンジャー 【初登場話】 記載願 【分類】 必殺技 【使用者】 ゴーオンウイングス 【詳細】 ゴーオンウイングスの必殺技。 スイッチ2とスイッチ3を組み合わし、ミッション5にしたロケットダガーから発生する真空の刃を使って標的を斬り裂く。
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私の名前は学、学習型クールとも呼ばれる。 以下略 ~あらすじ~ 荒鷹さんを皆で襲った。 荒鷹さんは可愛いと思った。 シュ「 シ ョ ウ タ イ ム 」 荒鷹「ひ……、い、嫌ああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」 よくわかった所で続きをどうぞ。 照りつけるような陽射しがなりを潜め、めっきり肌寒くなり秋の到来を感じさせる朝の登校時間。 「おはよう」「おはよー」と元気にかわされる朝の挨拶を聞きながら私は憂鬱な心持ちで校門をくぐる。 恐らく今の私は辛気臭い顔をしているのだろうな。 学「はぁ……」 溜息が出てしまうのも無理はない。 結局昨日はなんの収穫も無いままだった。 それに、何故か放課後の記憶があまりない。 覚えているのは、涙目で抵抗する荒鷹さんを私とクーとツンの三人で押さえ込んでいたことだけである。 あの後気が付けばシューもおらず、ひとしきり荒鷹さんに頭を下げてから私達は下校した。 帰って冷静になってから、またシューに一杯食わされたのだと気付いた。 学「はぁ……」 私は昨日一晩考えてようやく一つの結論を出した。 『素直シュールを学習するのは無理である』と。 もはや彼女を理解することは神を理解することに等しいのではないか、とそんなことをすら時々考えるほど、まことに理解しがたい存在である。 恐らく彼女を完璧に学習することはほぼ0%であろう。 しかし、私はただ諦めるわけではない。 “ほぼ”0%、つまり確実に0%では無いのであれば、万に一つでも可能性があるならば、私はそこに賭けてみようと思う。 そう、例えば芹沢茜が一条さんを完璧に真似ていたように(注:作者は最近ぱにぽににはまっています)。 私は自分で期限を一週間と決めた。 ダメ元精神で一週間悪あがきして、それでも学習しきれなかった場合、私はキッパリと諦め、金輪際素直シュールを学習しようとはしない。 私はそう決めたのである。 ……とは言っても 学「はぁ……」 彼女はただ観察しているだけで異常に疲れる存在なのだ。 これからの一週間を考えれば憂鬱にもなろうというものだ。ららる~。 下駄箱で上履きに履き替えながら私がブルーになっていた時。 荘厳「ごきげんよう、学さん」 ……という声を後ろからかけられた。 パァっと急に私の周りが暖かくなった。 殺風景だった昇降口は暖色系の絵の具で描かれた絵画のように煌き、雲の合間から一筋の光が降り注ぐように私の周りが明るくなり、重苦しかった私の心はまるで晴れ渡った空のようである。 私は後ろに立っている女性に振り向いた。 荘厳「今日は肌寒いですね」 聖母マリア様がそこにいた。 ……もちろんマリア様というのは比喩であるが、事実、彼女はそれほどの偉大さ、尊さ、清らかさを併せ持っている。 荘厳さん。 彼女の周りにはいつも独特のオーラが漂っており、美しい花が咲き乱れ、何処からともなくクラシックが流れてくる。 この世の全てを慈しむような優しい瞳、鈴を転がしたような美しい声、見るものに安心を与える柔和な笑顔。 いったい何人の人間が彼女のありあまる母性に癒されたことであろう、優しさに救われたであろう、寛大な心に赦されたであろう。 荘厳さんを見つめているだけで心が穏やかになり、小さな悩み程度ならば、彼女の傍にいるだけで吹き飛んでしまう。 現に、今の私がそうである。 学「おはようございます、荘厳さん」 すっかり元気いっぱいな私は、笑顔で荘厳さんに挨拶をした。 荘厳「何だかお顔色が優れないようでしたけれど、大丈夫ですか……?」 本気で心配そうな顔をして、優しく声をかけてきてくれる荘厳さん。 こっちは荘厳さんが私を気にかけてくれたというだけでもうジーンときてる。 というか脳内でα波が出まくって、今の私は非常に心地良いリラックス状態にある。 学「ええ、実はさっきまで落ち込んでいたんですが、もうすっかり大丈夫です」 荘厳「あら、それはどうしてですの?」 学「だって朝一番に荘厳さんに出会えたんですから」 荘厳「まぁ、お上手ですね」 私は荘厳さんと談笑しながら、彼女と会話する機会が巡ってきた幸せを噛みしめつつ教室へと向かった。 ―――――ガラッ 学「うっ……」 教室に入るなり、夢見心地だった私の意識を強制的に覚醒させる者の姿が目に入った。 シュ「おはよう、お二人とも」 荘厳「おはようございます、シューさん」 学「……おはよう」 大丈夫、大丈夫よ、私。 もうシューが何をやっても驚かない、納得できないことがあれば『シューだから』で片付けてしまえばいい、今の私は破れかぶれ、ただの悪あがきで既に負けているのだからこれ以上負けることは無い、大丈夫、大丈夫……。 シュ「そうそう、私は荘厳さんにちょっと用事があったんだ」 シューがこちらに寄ってきたので思わず緊張してしまう。 しかし用事とはいったい何なのだろう? また何かしでかすつもりだろうか……。 荘厳「あら、なんでしょう?」 シュ「うん、実はこれなんだが……」 と、言うなりシューは自分のカバンをゴソゴソと探り始めた。 一体シューが何を取り出すのだろうか、という好奇心から、関係無いのにずっと荘厳さんの隣で見ていると シュ「うーん、どこにやったかな……、あ、これかな?」 という言葉と共に 荘&学「一条祭り…………?」(注:作者は最近ぱにぽににはまっています) 明らかにカバンよりも大きな用途不明のダンボールが出てきた。 シュ「あぁ、違うや……」 ………… ……… …… … 学「今の何ーーーーーー!!!???」(ガビーン!!) ……ってツッコミてえええぇぇぇぇっっっ!!!!! でもツッコミはダメ!!!! ツッコミはダメなのよ私!!!! ツッコミは我慢しなさい私!!!! ツッコミたいけど私は一応『学習型”クール”』だから間違っても叫んだりしてはいけないし、昨晩シューが何をやっても驚かないと決めたばかりだし、何より一応観察は続いているわけだから、目立つ行動をして感づかれる訳にはいかない。 だからツッコミはダメ。 でもツッコミたい。 あぁ、なんかだんだん『ツッコミ』がゲシュタルト崩壊してきた。 他にもシューのカバンからは、何処へでも行ける扉や、よく出来た付け髭、中に四つの星が入っているオレンジ色の球体、メ○ウサ、ち○の父、め○、ハ○ィ、ポ○ト、 ウホッ!いい男、666の獣の因子を持った裸コートのおじ様、嵐を呼ぶ幼稚園児、炎髪灼眼の人、対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェースが三人、etc……。 クラスメイツ「( ゚Д゚ )」 教室にいた全員が↑こんな感じの顔をしている。 それも無理は無い。 ひょっとしてシューが今まで起こした中で最大の珍事なのでは無いかと思うほど今の百鬼夜行は非常識な出来事だった。 恐らく誰かを冷やかしに来たであろうFが無言で何もせず逃げていったぐらいだし。 シュ「あ、やっと出てきた」 荘厳「…………え、あぁ、えぇそうでしたわね、シューさんは私に用事があるのでしたね」 荘厳さんですら今の出来事に放心していたようだ。 シューに言われてようやく当初の目的を思い出したようである。 シュ「これなんだが」 そういってシューが取り出したのは、何の変哲も無い(ように見える)缶詰。 それをパカッと開けるシュー。 どうやらその缶詰は元々空らしく、中に何かを詰めるためのものらしい。 荘厳「えっと……それが何か……?」 シュ「……」 荘厳「あの……?」 シュ「……」 荘厳「……」 シュ「……」 荘厳「……」 シュ「……」 荘厳「……えーと?」 いったいシューは何をやっているのだろうか。 先ほど蓋を開けた缶詰を荘厳さんの傍に持っていって無言でじっとしているだけである。 あ、今荘厳さんの周りに咲いてる花を摘んで入れた。 初期の素直シュールスレのノリであろうか? 不可解だ、わからない……。 わからないときは魔法の言葉『シューだから』。 あら不思議、理不尽さは残るけど納得はできる。 シュ「よし……」 ある種達観の域に近い所に私が到達しているころ、ようやくシューは缶詰の蓋を閉じた。 荘厳「あの、何が『よし』なのでしょうか?」 荘厳さんの問いにシューは満足げにこう答えた。 シュ「荘厳さんのオーラの採取成功」 荘厳「……はぁ」 そ、そんな考えてもみなかったことをするなんて…………。 やっぱり素直シュールは凄い、これは認めざるをえない……。 すごい、すごいよ!!シュールさん。 おまけ ベッキー「おーいお前ら早く席につけー、出席取るぞー」 ……何故宮本先生がうちのクラスに来てるんだろう?(注:しつこいようですが作者は最近ぱにぽににはまっています) クー「先生、先生のクラスは隣だが」 真っ先にツッコむクー。 ベッキー「わかってるって、無口先生がお休みだから私が代わりだ」 一応理由はあるらしい。 だがまだ疑問がある。 男「じゃあ隣のクラスには誰が?」 宮本先生がこっちに来ているということは、隣のHRは別の先生が担当しているということだが……。 ベッキー「稲井先生」 クラスメイツ「…………」 だったら稲井先生がこっちに来ればいいと思うのだが……。 よっぽど隣のクラスが嫌なのだろうか……? ベッキー「ごちゃごちゃ言ってないで出席取る……ぞ…………?」 宮本先生が、何故か教室の隅に未だに置いてある一条祭りと書かれたダンボールを見て固まる。 渡辺「あれれー? 先生が固まっちゃったよー?」 ベッキー「おかしいな、私間違って桃月学園に来ちゃったのかな?」 むむむ、と唸りだす宮本先生。 男「先生、コイツの物だそれ」 と、シューを指差しながら言う男。 シュ「学級委員のシュールです」 何処からとも無く鳴る鈴の音と共に立ち上がるシュー。 何故か口調が違う……。 バカ「何言ってんの!学級委員は私でしょ!?」 アホ「ふふん、愚かだな、学級委員は最初の日に私と決まったじゃないか」 鮫子「……二人とも違うわよ」 ベッキー「コントはいいから早くそれを仕舞えいちじょ……じゃなかった、シュール!」 シュ「わかりました」 そう言うとシューは一条祭りと書かれたダンボール箱に入っていく。 するとダンボールは勝手にたたまれていき、ポケットに収まるほどの大きさになった。 そして何故か外から入ってきたシューがそれをポケットに仕舞って席についた。 ベッキー「お、お前……、一条?」 シュ「全ての素直シュールキャラは私であり、私は全ての素直シュールキャラなんですよ、先生。」
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シュートドローン 登場 メダロット9 シュートドローン 概要 メダロット9使用メダロット 概要 味方の攻撃に連携して射撃クロスファイアを行うプラントを設置するわざ スキルは「しかける」に分類される。 メダロット9 初登場、ねらいうちとがむしゃらを除く味方の攻撃に連携して発動する。 射撃クロスファイアなので、同じ射撃クロスファイア以外のすべての攻撃より先に発動する。 複数回設置する、プラントアップで強化する、などで耐久力を上昇させると威力が増加 威力は低めだが、命中することによってCFの特性で続く攻撃が確実に、かつ同じ部位に命中する。 トルネード、サンダー、フリーズ等の停止攻撃と組み合わせると恐ろしいことになる。 例:機体Aの攻撃、先にドローンのクロスファイアが発動→機体Aのフリーズが命中、ドローンの攻撃が命中していれば100%命中→機体Bが攻撃、先にドローンのクロスファイアが発動、フリーズ状態なのでクリティカル、更にフリーズ状態が解除→機体Bのフリーズも確実に命中 この様に最初のドローンの射撃か停止攻撃が命中してしまえば充填・冷却によっては相手を同じ攻撃で全く身動きの取れない状態にすることが出来てしまう。 使用メダロット ブリッツスパイダとロンテーコックが使用 特にブリッツスパイダのシュートドローンは更新データが配信されるまでは驚異的な充填を誇り、ロンテーコックの完全上位互換だった。